事件から6日が経過し、いくつかのメディアについては比較的正確な表現での 報道が行われるようになったが、いまだにほとんどのメディアはこの事件の 被害者を「アイドル」とし、加害者を「アイドルファン」 として誤った見解において誤った論点へ誘導する偏向報道となっているものが多い。
まず、事件発生後に報道された内容において、何をどう取材したのかは 不明だが、被害者は"アイドル活動をしている女性"とされ、加害者はその ファンであるとされていた。
被害者は一時期俳優として企画ドラマのアイドル役を演じていただけで その劇中ユニットとして実際にライブ活動やCDデビューもしてはいたが、 職業としてアイドルという活動をしていたわけではない。
そんなのどうでもいいと思うだろうか。だが、前提として被害者が活動 していた内容が歪められることで、事件の本質を見失ってしまう危険性が 高まってしまう。 だから被害者の活動内容については極力正確に報道がされるべきである。
実際、報道において被害者を「アイドル」とし「アイドルファンが起こした凶行」 と多くの人がとらえてしまっただけではなく、メディア側が更に見当違いな 「アイドルとファンの距離感による問題」などとして報道するようになった。
以下、事件発生から現在までの偏向報道についての個人的な見解を述べたいとおもう。 (長文注意) [続きを読む]
テーマ:テレビ・マスコミ・報道の問題 - ジャンル:ニュース
|